テングーの山で修行。

2日目。「貴船神社ってとこ行ってみたいんだけど」と私が言うと
「じゃぁ、せっかくだから鞍馬も行ってみようよ、隣りの駅だし」と友達。
いつものノープランでのんきに向かったのが大間違いでした。
叡山電鉄で鞍馬に到着したのがお昼の12時前。

何も食べてなかったので、参道の《杉々堂》で草餅つまみながら天狗の山へ。
山門と虎の狛犬
由岐神社への急な石段。
由岐神社の大杉。スゴイ。
魔王の滝の竜。
天狗の後頭部におみくじが刺さってます。
登りは石張りで歩きやすかったのよね・・。
いろんなポイントに寄り道しながら1時間くらいかけてやっと本殿に到着!

天気がよければ比叡山が見えるらしいけど、いまにも雪が降りそうな空。寒い。

この本殿金堂の正面にある六芒星の中心に立って祈るといいと聞き
先に真ん中に立つ友達を待っていた一瞬の間に、10人以上の行列ができてしまう。誰もいなかったのに!

(加工しちゃいましたが、六芒星の真ん中でパワーを吸収しているのが私。と、右がそれを待つ行列w)
友達は、この様子を「珍百景だ」と大笑いしながら撮影してました。
で、肝心の六芒星のパワーはよくわからず・・今年も招き猫体質が健全なことが証明されたくらい(笑)
下山する途中にあった奥の院魔王殿の方がキーンと凄く感じるものがありました。
(約650万年前、地球を救うために金星から魔王が降り立った場所らしい)

下りはこぬか雨が振り出し、急激に足下が悪くなった上、この木の根道!

こんな本気の山登りになるなんて知らなかったので、わたしってば靴底ツルツルのブーツでした。。。

ヌルッと滑るんじゃないかと緊張しながら歩いたので、ふくらはぎの筋肉痛がハンパなーい!
入山から約2時間。麓の貴船川のせせらぎが聞こえてきて、ホッと一息。
空腹だし、なによりゆっくり座りたいので、すぐ近くの《貴船ふじや》で休憩タイム。
夏は川床でにぎわうらしいですが、貴船川を望む広ーいお座敷は貸し切り状態。

花籠弁当をいただきました。

重い足をひきずりながら登った貴船神社への階段。

なんか、イメージと違う雰囲気でしたが、後で調べたら私が行きたかったのは奥の院だったみたい(汗)
残念ながら、奥の院までの800mを歩く元気はなかったのでありました。

神水に浮かべると結果が出てくるという「水みくじ」
この御神水の清らかさには驚き!!こんな感触の水に触れたのははじめてかも。
寒いというのもあるけど、貴船の空気は素晴らしく澄んでました。

貴船口から叡山電鉄一乗寺まで。
恵文社でちょこちょこ買い物をしつつ、カフェで「鞍馬山をナメてた件について」反省会。
でも、なんかすごい場所のような気がして満足感はハンパない。
1年に1度はお参りしたいくらい。

晩ご飯は、友達おすすめの宮川町の《ごはんや蜃気楼》へ。
ここの"京芋のからあげ"が絶品でした。どうしたらこんな味と感触になるんだろう?
あー、もう一度食べたいなぁ。
(3日目に続く)