また昭和が消えた。

NHKのドキュメント『寝台特急ラストラン〜人生を運び続けた半世紀〜』
九州出身者としてブルートレインは、とても想い出深いものなので
ブルトレ乗車歴30年の車掌さんの、ラストアナウンスは泣けました。→
子供の頃、家族旅行といえばこの「はやぶさ」でした。
当時はまだ食堂車もあって、この食堂車での食事がどれだけ楽しみだったか!
写真を見ると、父はネクタイ姿で母もわたしたちもよそ行きの服で。
当時のブルトレは、そんな特別な存在だったのです。

最後に乗ったのは数年前、大阪から帰省した時だったか・・
新幹線に乗り馴れているせいか、ガタゴト振動がすごくて、ろくに眠れず。
乗客は少ないし、車窓からの景色は真っ暗で
なんだかとてつもなく寂しく不安になったのを想い出します。
同じ寝台特急でもカシオペア北斗星にはない"昭和のペーソス"が漂ってるんですよね。

最後にもう一度、家族で乗りたかったなー。